モノを減らすことは効率化ではないの?

帰宅後、お風呂が沸いてて、ご飯もできてる♪

そして何より、「おかえり〜」の声♪

もう人生の半分は一人暮らしだったので、家で待っててくれてる人がいることの喜びを噛み締めています。

 

そもそも器用な彼は、料理上手。

手際よくおいしいご飯を作ってくれる。

なんだ、これまでも作ってもらえばよかった!と思いつつ、当時の彼は仕事にセミナーにと走り続けてて、そして遠距離移動をして来てくれていたため、とても頼めなかった。

 

だが、ここで一つ問題が。

彼がキッチンが使いにくいから、器具を揃えたい、そして収納しているものを外に出したいと。

私はこれまで十数回の引越しをし、その度にモノを減らし、いつも次の引越しを考えてモノをできるだけ増やさないできた。

さらに、もともと片付け下手なので、見せない収納に憧れて何でもしまってた。

彼の主張は作業の度に取り出すワンクッションを無くせばさらに効率がよくなる、だから料理をする人は見せる収納で器具が出てるんだ、とのこと。

私の思い込みは強いので、雑誌の切り抜きなどをいっぱい見せて、その使い勝手だけでなく見た目も美しくできることをプレゼンされてしまった^^;

 

なるほど。私の料理に時間がかかるのは、不器用なだけではないのかも?と思い直して、キッチンは彼のやりたいように任せることにしました。

すると、100均でいろんなモノを調達してきた。

まずは、おたま等をかけるマグネットフックを換気扇に付けて、いっぱいかけ始めた。

引き出しにごちゃごちゃ入ってたレジ袋も大きさ別にカゴで分けられた。

冷蔵庫にはお惣菜セットのカゴと朝食のバタージャムセットのカゴ、ドレッシングのカゴ等々、配膳が早くなる工夫がされた。まるで収納上手な奥さんみたいに。

 

モノを増やしたくない私は、それだけにこだわって何と効率の悪い生活をしていたんだ…と気付かされました。

でも、彼によると私の生きづらさは、まだまだ改善できるところがいっぱいある、と。

私も人のことはこうすればいいのに、とよく思う。自分のことはわかってるようでこだわりの眼鏡で見てて気づけてないのかも。

きっと他の人にはよく見えるんだろうなぁ。

 

次の引越しを考えつつ、増えた分の代わりに私は何を手放そう?^^;と考えている今日この頃なのでした。